歯のケア用品の選び方と使い方をアドバイス！

こんにちは。
東船橋駅から徒歩1分の「おりおん歯科クリニック」です。
 
今回はデンタルケア用品の種類やその特徴について解説させていただきます。
 
 

フッ素洗口液は医薬品です。
フッ素洗口液は、以下の方々に特に効果があります。

●大人の歯がはえ始めている子供
●矯正中の方
●歯の根っこが出てきてしまっている方
 
低濃度の洗口液を、毎日、歯ブラシした後に使うとより効果があります。
フッ素洗口液は、フッ素ペーストに比べてすばやく口腔内全体にフッ化物をいきわたらせることが出でき、無味・無臭です。


注意点として、必ずハブラシと一緒に使用してください。
その後すすがないでください。
フッ素うがいだけしていては虫歯になります！！
 
 

フロスは歯と歯の間の汚れを取る器具です。
 
特に4～5歳のお子さんの仕上げみがきの時に使用してください。
乳歯の奥歯のむし歯予防に有効です。
 


 
 

歯間ブラシは歯と歯の間の汚れを取る器具です。
【ストレート型】 【L字型】等、形が様々ありますので使いやすいものを選びましょう。
 
歯間ブラシには、SSS・SS・S・Lとサイズがあります。
合わないブラシを使用すると、歯ぐきを痛めたり、より歯肉を退縮させます。
どのサイズがあっているか？歯科衛生士さんに相談すると良いでしょう。


使い方は、歯と歯の間にブラシを入れ1回引きぬくだけです。
何度もしつこくこするのはやめましょう。
 
市販品の歯間ブラシは、メーカーによってサイズの基準が異なりますので注意しましょう。※基準が各社バラバラです
 
 

歯周病の方は、殺菌作用・消炎作用・歯石沈着防止作用の成分を含んだものが良いです。

緑茶に含まれる【カテキン成分】には殺菌効果があり、クロロフィルなどの成分により清涼感も得られます。
番茶・ほうじ茶・紅茶などには、フッ素が含まれているため、虫歯予防に良いです。
市販で売られている【洗口剤（マウスウォッシュ）】には、殺菌・消炎・歯石沈着防止成分が入っています。
 
口臭が気になる方は、エリスリトールを配合した洗口剤が良いです。
ただし、マスキング効果（持続時間）は2時間です。

【リステリン】は、綱領によって抗菌成分を付加しています。
口腔粘膜への刺激が強いので注意してください。
 
【コンクール】は、おりおん歯科クリニックでのうがいで使用しています。
口腔粘膜への刺激が少ないのでおすすめです。
 
 

歯を溶かす酸をつくらない安全性の高い食品添加物です。

本当は、キシリトール100％のガムに効果があるのですが、残念なことに日本では、市販で売られていません。
一番キシリトール配合の高いガムは【ポスカム】です。※キシリトール 42.5%
３か月以上、１日5～10ｇ以上摂取すると、より効果があります。
 
 
ハブラシだけで落とせる歯間部の歯垢はたったの6割程度といわれています。
今日のコラムを参考に、セルフケアの質を向上させていきましょう。
むし歯や歯周病などにならないために、おうちでのセルフケアと歯科医院でのプロケアの両方が大切です。
3ヵ月に１度の定期健診と歯のクリーニングをおすすめします。
 
 

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